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ウズベキスタン: テルメズ

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テルメズ

 

テルメズの人口は、62000人以上です。テルメズは、オクサス川(アムダリヤ川)の川端でバクトリア人により建設されました。テルメズは古代ギリシャ文化の都市のひとつです。その住民たちは、ペルシア語やギリシャ語、スキタイ語を話しました。市場では売買のためにインド神が描かれた貨幣が使用されていました。アラブ人が侵入した後、町はイスラム中心地になりました。ティムール統治時代にはテルメズの発展が続きましたが、17世紀末には破壊されました。1897年には、ロシア人により要塞と駐屯地が建設され、新しい都市ができました。

 

考古学の愛好者の間では、テルメズはバクトリア文明の古代中心地として、またクシャーン王国時代の仏教思想の中心として知られています。テルメズ市の周辺では、遺跡の考古学的発掘が活発に行われています。

 

テルメズには豊かで独特の歴史があります。ペダゴギチェスカヤ通りに位置する博物館では、石器時代の道具や武器、古代の陶器や硬貨を見物することができます。ズルマラ塔を見物することで、当時代、中央アジアの最も古代の建築に関する秘密を知ることができます。

 

テルメズではぜひ、ハキム・アット・テルメシー廟の見物をお勧めします。歴史的な資料によると、彼は748年に生まれ、哲学者、数学者、また神秘主義と学問をうまく統合した人物として有名になりました。